家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!
漢字で書くと「八朔」です。
そう、柑橘類のあれです。
八朔というのは旧暦の8月1日のことで、ちょうど今頃、もともとの予定日のあたりの日のことです。その昔には豊かな秋の実りに感謝するお祭りが行われ、おめでたい日とされていたそうです。
私は「八」という字に特に思いを込めています。
大学時代に出会った私とオットエンジェル、その二人を育ててくれた家族、仲間、生きられなかった小夏、小夏の前に宿った小さな命、小夏ともう一度宿った新しい命の無事を祈ってくださった「あなた」、これから八朔を大きく強くしてくれる揺るぎない自然の力。挙げればきりがない命のつながりを、八という数字に感じています。
オットエンジェルも彼なりの思いを馳せているし、私ももっともっといろんなナイショの意味をこめています。あんまりだらだら説明しても、ね。
そして、当然ですが、エンジェルんちの畑にもたくさんの柑橘類の果樹に混じって、八朔の木が植えられています。苦くて酸っぱくてきゅっと甘い、私たちの大好物です。
おまけ。
お乳をたんと飲んで満腹になると、こういう「しえ〜っ」という表情をします。
Posted by ツマエンジェル at 2009-09-20 11:32:20 [ 新しい命、さよならの命 ]
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