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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!

花を飾っていたので、毎朝誰も起きてない時間に、元気がなくなってしまったものを畑に戻して花瓶を整えていた。もう残りも少なくなってきた今朝は、息子が食事中に畑に向かってぽいぽいしていたところ、部屋に戻ると息子は目に涙をいっぱいためて「なんですてると?」と来た。

すまぬ、息子。おかあさんが気を抜いていた。

畑にぽいすると土になるんだよ、と説明するも「かなしい」と首を振る。

仕方ないので、皿に好物のパンを追加して事なきを得た。

得た、のか?
多分。
でも、彼は今朝、オトナという名の階段を一つ上がったような気がする。

どうすればよかったのだあああ、オトナという役のアタシ。
心もとない事この上ない、40歳のとある朝。

hana

コメント

いつも読んでます。
はっさく君が産まれる前から。

お花をぽいするの見て目に涙なんて・・・
あまりにも胸にきゅうときたので
思わずコメント書き込んでしまいました。

またの更新楽しみにしています。

Posted by yasue at 2014-04-14 12:18:30

yasueさん、いつも見てくださってありがとうございます!これからも更新していきますね〜!

いつも元気なはっさくですが、この日はちょっとアンニュイでした。びっくり。若者は繊細ですからね、気をつけようと気を引き締めた次第です……。

Posted by tsuma at 2014-04-18 16:42:28
一言どうぞ