家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!
花を飾っていたので、毎朝誰も起きてない時間に、元気がなくなってしまったものを畑に戻して花瓶を整えていた。もう残りも少なくなってきた今朝は、息子が食事中に畑に向かってぽいぽいしていたところ、部屋に戻ると息子は目に涙をいっぱいためて「なんですてると?」と来た。
すまぬ、息子。おかあさんが気を抜いていた。
畑にぽいすると土になるんだよ、と説明するも「かなしい」と首を振る。
仕方ないので、皿に好物のパンを追加して事なきを得た。
得た、のか?
多分。
でも、彼は今朝、オトナという名の階段を一つ上がったような気がする。
どうすればよかったのだあああ、オトナという役のアタシ。
心もとない事この上ない、40歳のとある朝。
Posted by ツマエンジェル at 2014-04-08 16:55:15 [ 本日のはっさくくん! ]
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