先日の撮影の飾りに使った庭のキウイさん。半分に切ると、色は鮮やかだけど、固いし香りも全くない。こりゃあ早すぎたかなあと、撮影後、カウンターの上に転がしておいた。見る見るうちにそいつは水分を失い、カッピカピに乾燥してしまった。もう見た目何なのか全くわからないほどに。
昨日の夜、オットエンジェルが「これなんかいい匂いがするよ」とその変わり果てたキウイさんを鼻にあてていた。確かに、熟れた果実の匂いがする。しかし、水分という水分がとんでしまっていて、切り口がしわしわになっている。なんだろう、これは。まるでおばあさんなのに心はハタチみたいだ。(注:果物を女性に例えるのはおいらの悪い癖)
今朝、カッピカピの切り口を、包丁で2ミリほど削いでみた。するとそのたった2ミリのその向こうには…。美しいキウイグリーンと、円を描く黒々としたゴマの妖艶な姿があったのだ!!
おわっ!!!
もどかしい気持ちを抑えきれず、皮を包丁で剥いてみる。キウイさんの身は、手に吸い付くようにねっとりとしている。マンゴーを剥いているときのような感覚だ。
んまーーーーーーーーーい!!!!!!!
これは、なんですか?!
キウイですか?!
マンゴーですか?!
どっちですか??!!
どっちなんですかっ???!!!
甘い。酸味はほとんどなくて、とにかく濃く甘い。絶対に、南国の味がする。
オットエンジェルとおいらは顔を見合わせた。これは…。もしや…。
追熟…ってやつ?(←そこ?)
車庫の上の棚にたわわに実る、残りのキウイさんたちに、はちきれんばかりの期待がかかる…。
Posted by ツマエンジェル at 2008-11-02 10:17:47 [ ぼくらの畑で穫れたもの ]
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