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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!

「かあたん、けーきってなに?」

「なんだろうねえ。おもちゃかな?」

「みったんといっしょにつくったと」

と言ってはっさくは泡立て器でボールの中の何かを泡立てる仕草をした。

…こりゃ、そろそろかな。

ある朝、3時に起きて(いつもは4時)、卵を泡立て、米粉と混ぜてスポンジを焼きましたよ。前夜作っておいた甘酒と豆乳を練って作ったカスタードクリームもどきを適当に塗り、できるだけ農薬を避けて栽培されたイチゴをこれでもかと盛り、特に便利な道具もない中、なんとかホールケーキの様なものを作って、起きてきたはっさくとオットエンジェルの前に差し出すと…。

「わあ!けーき!」(はっさく談)

「今日なんかの日?」(オットエンジェル談)

cake

そうだよ、これがケーキだよ。そして今日はなんでもない、ふつ〜の日だよ!

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