仕事の資料として買った『辛酸・リノベーション』(小森知佳著)は衝撃でしたのでお知らせします。
拙著『ぼくらのいえができるまで』では、家づくりがうまくいかなかったら一体どうなるのか、というところまでご紹介できていません。なんでかとゆーと、とってもうまくいったから・・・。てへ。(←すんません)
確かに、拙著でも紹介したとおり、おいらもオットエンジェルも、とにかくケチい、しつこい、疑り深い。この一見失礼な言葉も、家づくりにあっては、黄金のホメ言葉になり、いくばくかのトラブルは回避できたのでしょう。が、それでもやっぱり、関わってくださったスタッフのみなさんがとても誠実で有能で、ココが重要なのだけど、わがままなおいらたちに「楽しく合わせてくれる」プロフェッショナルな人々だった。だから、結果的にいろんなことが上手くいったんだと思う。
家づくりを考える人なら、心構えとして事前に読んだ方がいいと思います、『辛酸・リノベーション』。そして、なんかの巡り合わせが悪くて、どうにもこうにも上手くいかないんだけど、とゆー人も。著者の恐怖の実体験が、袋から出したばかりのA4の真っ白なコピー用紙のように、すぱっと読者の心を切りかかります。そして七転八倒の末できあがった、あたたかな家と辛抱強そうなご主人の写真・・・。あ思い出しても涙が・・・。
一軒家を予定している人でも必ず参考になると思います。
Posted by ツマエンジェル at 2006-11-10 20:06:40 [ 本に載せてない家づくりの話 ]
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