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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!

雑草を抜かないと、徐々に次のような効用が現れてきます。というか、そのつもりでがんばっています。畑をはじめて1年あまり。まだその実感はありません。

○雑草を抜かない自然農の畑では、雑草の根や土壌中の生物(ミミズなど)が土を自然と柔らかくするため、土を耕す必要がなく、耕さないことで土壌の生態系がますます豊かになる。
○野菜が陽を浴びるのをじゃまするほど大きくなった雑草は刈り取り、畑の上に敷くなどすれば、土壌の乾燥や、雨による野菜などへの土の跳ね返りを防ぐことができる。
○雑草が昆虫の住みかになるので、昆虫の種類が豊富になる。野菜を食べる虫がいても、それを食べる虫(天敵)もいて、特定の害虫が極端に増えるということが起こりにくい。
○畑の上に敷くなどしておいた雑草は、いずれ土に還り、土壌の養分となるので、肥料はいらないか、少しでよくなる。畑のものは畑にもどすのが基本。

これはまさしく、生命の循環、究極のリサイクル、永続可能な農法なのです。

2005年10月の畑のようす
hatake

そういえば、昆虫の種類はたしかに多いです。すでに。

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