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家より広い畑を手に入れてはじめた自然農、目指すは完全自給自足。『ぼくらのいえができるまで』作者のツマエンジェルと農業ロマンの男・オットエンジェルによる往復書簡。「いえ」のその後を公開中!

畑を始めてほぼ二年。
耕さず、肥料、農薬を用いず、草や虫を敵とせず・・・。
自然農の細道は、なかなかに曲がりくねって険しい道だ。
種をまいても思った通りに発芽しないことが多い。
きっとまだ自然な状態の土になっていないからだろう。

でも、少しずつよくなっているのは確かだ。
たとえば芋掘りの時、ミミズを何匹か見つけた。
土がよくなっている証拠だ。
それにこのソラマメ、とても順調だ。
soramame

思えば、ぼくが自然農に出会ったのは、市民センターでの自然農の映画の上映会だった。
この上映会のチラシを見たとき、ハッとした。
いつもは腰の重いぼくが、すぐにチケットを買いに出かけた。
以前から不耕起栽培に興味をもっていたので、これは見ておかなくてはと思ったんだ。

映画の中では、畑や田んぼの雑草や虫たちが美しく輝いていた。

以来、ぼくの生活の中にはいつも自然農がある。
自然農以外の方法で畑をすることなんて考えられない。
野菜の自給率が低くても焦ることはないさ。

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